キセキの果樹栽培!松石農園

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自然に近い環境を追求し続ける、元大手電機メーカーエンジニアのこだわり

「ハレの国」といわれる和気町特有の気候、そして静かな清流と緑の里の恵まれた環境の中で、生命が持つ力を信じ自然本来の味を追い求める農家さんがいます。

園主、松石宏己さんは、大学は理学部出身。関東の大手電機メーカーでコンピュータの心臓にあたるハードディスクの設計・開発に従事していました。農業とは無縁だった世界から、親を助けるために定年を間近に転身を遂げます。帰郷して米づくりからスタートし、休みのない農作業をこなしながら農業大学に入学し直して最新の農業と経営を学ぶというタフな経歴の持ち主です。極力農薬を使わない農法を体得し、そしてまもなく還暦という時期に果樹栽培をゼロから始めます。

水田の土質改良に励み、肥料っ気のない土を有機肥料で果樹園に変化させていく苦労は、当時周りから心配されるほどでした。

数々のトライアンドエラーを繰り返し、今ではお米は胚芽を残す精米法で栄養分がしっかりついた状態で提供している『姫ごのみ』。

果物部門では添加物なしの大粒ニューピオーネ、シャインマスカット、安芸クィーンなどなど

桃はゴールデンピーチ。
さらには自家農園産の果物だけを使った多種バラエティなドライフルーツを安定して提供できるまでに急成長しています。

自然のおいしさをとじこめた独自製法で、一切の添加物なし。これもまた、全国にリピーターがいる大変人気の商品となっています。

自然のおいしさをとじこめた独自製法で、一切の添加物なし。これもまた、全国にリピーターがいる大変人気の商品となっています。

松石農園の農産物・加工品は食べる人をひたすらに思い、その一口に毎日大切に見守り育ててきた農家の収穫の喜びや感謝の気持ちを乗せたい。そんな真心がぎゅっとつまった贈り物です。

果物づくりとは、子育てに似ているのかもしれない

もぎたてのぶどうたち。口に入れた途端、それはもう、ウットリするほど甘いんです。スイーツのよう。そして甘みはすっと引いていき、後にはさっぱりすっきり。
もう一粒ポイっと。そしてもう一粒。お話をお聞きしながら、さらにパクパク。
一人で一房全部、食べたい衝動です。

ぶどうの等級は『秀・優・良』の3段階の規格になるのですが、秀等級(最上位)になる基準値は、例えばシャインマスカットなら18度になるそうです。これ以上であれば、最上級の商品として世に出せます。
松石さんのシャインマスカットは、まさかの糖度22度です。あま〜いワケです。
はたしてどうしてこんなぶどうが作れるのか。

ポツリポツリと、言葉を紡いでくださいました。
「人間は自然の中でたまたまある期間に生かされている。
ほんの一瞬です。でも、自然界はずっと続いている。
山は生きている。川も生きている。人が、何も手をかけないのに生きているんです。」

愛おしそうにぶどうの幹を触りながら、こうもおっしゃっていました。
「手をかえ品をかえ、人間が良かれと思ってやってしまうと、感動が出ない。
子どももそうでしょう。大人がいじりすぎると、ね。」

松石さんは、除草剤は使いません。果樹園では、夏には歩くのも大変なほど多様な草が生えます。
それでも、雑草は放っておくそうです。雑草とは、人間がつけた代名詞であり、不要な生命などこの世にはないことを思い知らされます。
他者と共生することの重要性。競合して強くなっていく。

根はやがて強くなり、太くなり、幹も枝も美しく、松石さんの木は素人目で見ても分かるほど、とても元気です。

自然界の本質を忘れず、一年中優しく見守り、木々が耐えられないような大雨や強風の日には、体を張って凌いでやる。
松石さんの哲学は、まさに、子育てに通じるものでした。


農園の地面に生える雑草は、青く美しく、とても柔らかいのでした。

そして、我が子のように育てた立派なぶどうたちをいよいよお客さんに届けるときには、受け取った人の気持ちを想像して、梱包されます。
房の数は決まっているのですが、おまけがいっぱい!
そのときに、できたぶどう次第で、他の品種も散りばめてカラフルにしてくださいます。

全国のファンからはラブレターも届くそうで、長年顔も知らないお得意さんより、
「松石さんのぶどうは、景色よく入れてある。どこのぶどうよりも甘い。来年、まだ生きてたら、また送ってくれ。」
なんていうお手紙も、大切にとってあります。

和氣◎印認証商品のドライフルーツ

和気の特産品として、松石農園の干しブドウが認証されています。
干しブドウ(ピオーネ)、干しブドウ(安芸クイーン)、干しブドウ(ベリーA)、干しブドウ(シャインマスカット)、干し桃。
ホンモノを追求した、無添加のドライフルーツです。
市販されているドライフルーツは砂糖や食用油が添加されたものが多いのですが、松石さんは、フルーツそのものの味を添加物なしで実現しました。
減農薬・有機肥料多用で栽培した自家農園産のみのぶどうが原材料。
香り、食感、甘み、ドライフルーツの概念が一変するかもしれません!

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企業情報・アクセス

事業所名 松石農園
業種 果樹栽培
電話
FAX
086-955-8083
本社住所 〒709-0802
岡山県赤磐市
桜が丘西6-34-12
農園
作業所
〒709-0403
岡山県和気郡
和気町日笠下1661

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