東京の夜景から和気町の草木に至るまで
様々な風景を繊細な切り絵で表現する切り絵師、松本さんの個展が、今月21(日)まで開催されています。
入場は無料です。
梅の花(和気町)
やなぎ(倉敷美観地区)
制作日数は、一つの作品で3〜4ヶ月ほどだそうです。
ほおずき
輝く瀬戸内(日生町)
作家さんにインタビュー
「どの作品も、元はごく普通の画用紙なんです。」
そう語ってくださったのは、作家の松本義幸さん。
画用紙の上に写真を貼って、切り出していくそうです。
その写真のほとんどは、自身が撮ったもの。
松本さんは、写真家でもあるんですね。
切り絵を始められたのは仕事をリタイアされてからだそうですが、それでは写真を始められたのはいつからですか?
「小学校から写真を始めたんです。最初は、紙を黒く塗ってネガを作るところから。デジカメの世代にはわからないかもしれませんが(笑)」
一番時間がかかった作品は、どれですか?
「千字文です。7ヶ月かかりました。」
千字文
「千の漢字が並んでいますが、一つとして同じ文字はありません。また切り絵ですので、全部繋がっています。」
文字なので切るのに失敗するとやり直しが効かないそうです。想像しただけで緊張してしまいます。
松本さんの実演が見れます。
会場では松本さんが新作を制作しています。
作家さんの制作作業が生で見れますよ。
制作しているのは、杉の林。かなり大きな作品です。
作業に打ち込む松本さんの姿が、とてもすてきでした。
和気図書館の2階が会場です。お子様連れももちろんOK
和気町(吉井川ロータリーの桜井)
基本情報
営業時間 | 10:00〜18:00 |
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休館日 |
月曜日・祝祭日 |
住所 |
岡山県和気郡 和気町尺所2-7 |