松本義幸 切り絵展 5/18(日)まで開催中!

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東京の夜景から和気町の草木に至るまで

様々な風景を繊細な切り絵で表現する切り絵師、松本さんの個展が、今月18(日)16時まで開催されています。
入場は無料です。

※この記事は以前の展示会の内容を元にしています。展示内容は異なります。


梅の花(和気町)

やなぎ(倉敷美観地区)

制作日数は、一つの作品で3〜4ヶ月ほどだそうです。


ほおずき


輝く瀬戸内(日生町)

作家さんにインタビュー

「どの作品も、元はごく普通の画用紙なんです。」
そう語ってくださったのは、作家の松本義幸さん。

画用紙の上に写真を貼って、切り出していくそうです。
その写真のほとんどは、自身が撮ったもの。
松本さんは、写真家でもあるんですね。

切り絵を始められたのは仕事をリタイアされてからだそうですが、それでは写真を始められたのはいつからですか?

「小学校から写真を始めたんです。最初は、紙を黒く塗ってネガを作るところから。デジカメの世代にはわからないかもしれませんが(笑)」

一番時間がかかった作品は、どれですか?

「千字文です。7ヶ月かかりました。」


千字文

「千の漢字が並んでいますが、一つとして同じ文字はありません。また切り絵ですので、全部繋がっています。」

文字なので切るのに失敗するとやり直しが効かないそうです。想像しただけで緊張してしまいます。

松本さんは毎週土曜日に在廊しています。

会場では毎週土曜日、松本さんにお会いすることができます。(11時〜14時)

 

写真は、杉の林の制作風景。かなり大きな作品です。

作業に打ち込む松本さんの姿が、とてもすてきでした。

和気図書館の2階が会場です。お子様連れももちろんOK


和気町(吉井川ロータリーの桜井)

基本情報

営業時間 9:00〜16:00
休館日 月曜日・祝祭日